お母さんから

お母さんから電話があった。お通夜もお葬式も終わったって。弟も、お父さんも、お母さん側のおじいちゃんも、皆棺担いだんだって。弟も泣いてたって。

可愛がってくれたもんね。おじいちゃん。

自慢に思ってくれてたもんね。

おじいちゃんが家に飾ってた私や弟の写真も、棺に入れてくれたんだって。良かった。

おじいちゃんが家に帰ってきた時に、チロちゃんを抱っこして、顔見せてあげたんだって。チロちゃんの事も、お母さんがちゃんとしてくれるって。

ありがとう。おじいちゃん。ホントにありがとう。絶対忘れないから。私の心に、ずっとおじいちゃんは生き続けるから・・・。今は悲しくて、涙が出るけど、でも頑張るね。おじいちゃんに自慢に思ってもらえる様に。

日本に会いに帰るから。おじいちゃんも、いつでも会いに来てね。いつでも歓迎するよ。おばあちゃんと久しぶりの時間楽しんでね。

お父さんとも電話で話したけど、元気無い声だった。しばらくはしょうがないね。時間が傷を癒してくれたら良いな・・・。お母さんもまだつらそうだった。

今皆つらいね。おじいちゃん、皆の事、見守っててね。


皆おじいちゃんが大好きだったよ。おじいちゃんは皆の心に生き続けるよ。

大好きでした。ホントに大好きでした。

ありがとう。